9月7日に大阪労連第47回定期大会が開催されました。共済を大きく広げようとのとりくみで西淀川労連が第3位となり、表彰されました☆
大会では西淀川労連の山本崇博事務局長がこの間の共同センターのとりくみ、9条署名の西淀川人口過半数(相当)突破にむけてのとりくみを発言しましたので、ここで紹介します。
発言テーマ
「憲法をまもり発展させる立場から、9条署名のとりくみ」について
西淀川労連 山本崇博事務局長
西淀川労連を中心に、地域の労働組合、民主団体と連携してとりくむ、憲法改悪阻止西淀川共同センターのとりくみを中心に、西淀川での平和のとりくみについて発言します。
2006年4月に共同センターを結成してから7年が過ぎました。継続は力と毎月、地域署名ローラーと9の日宣伝署名行動にとりくみ、結成から3年目の2009年に9条署名の区内有権者数の過半数を突破。そして今、47,717筆(9月1日現在)と、西淀川区人口の過半数突破まであと770筆に迫っています。*西淀川区の人口は96,974人(8月1日現在)
9の日宣伝は、雨の日も風の日も(さすがに最近のゲリラ豪雨にはめげますが)ビラを入れたポケットティッシュを配りながら署名を訴えています。参加の少ない日もありますが、受け取りはよく、わずか30分で用意したティッシュ200部がなくなるほどです。署名もぼちぼちと集まります。署名してくれた人の中には、ポケットティッシュを見てわざわざ戻ってきて夫婦2人分の署名をしてくれた方もおられました。先月の9の日宣伝では、帰り際に通りがかった淀協の若い職員ら2人が手伝ってくれました。少人数でも目に見える宣伝を続けることが大事ですね。
6月9日(日)にとりくんだ署名ローラーでは、約200件を5団体5人で回りました。「改憲派だから」と断られるところも数件ありましたが、対話できたところの多くは署名に応じてくれました。インターホンで「署名してどうなるの?」と聞かれ、「世論づくりと国連会議場で200万筆積まれていることなど話すと出てきてくれ、「やっぱり、(戦争は)あかんからな。」と署名してくれた若い男性や、「孫なんかを絶対戦争に行かせたくない」という年配の方まで、44筆の署名が集まりました。中には署名をして待ってくれていたところが3件あったほか、1000円のカンパまでいただきました。
署名ローラーは当初、毎月行っていました。課題も多く体制が厳しいこともあり最近は毎月とはいかなくなりましたが、選挙前や情勢にあわせて不定期に行っています。
この夏は、平和のとりくみとして若者を中心に地域から原水爆禁止2013年世界大会in長崎に36人の代表団を送りだしました。参加した青年たちは、被爆の実相を学び、「自分にできることから行動していきたい!」と積極的です。この秋、開校の労働学校西淀川「憲法」教室にも、世界大会参加者からの申し込みが相次いでいます。
そのほか、7月11日に原発反対のとりくみとして、地域の青年が中心になってNO NUKES PROJECTを立ち上げ、集会&デモをおこなう「イレブンアクション」にとりくみました。9月11日にも第2回イレブンアクションを予定しています。
有権者過半数突破から4年。。。多少中だるみしましたが、安倍内閣による改憲の動きが強まるなか、職場・地域では平和を願う若い力が育ってきています。10月14日の9条世界会議までに過半数突破しよう!と、気持ちをあらたに署名のとりくみを強めているところです。