3月9日、勤労協の中田進先生を講師にむかえて開かれた共同センターの憲法学習会には9団体・労組から30名が参加しました。
中田先生お得意の世界地図! |
中田さんは「国防軍で日本の平和を守れるのか-アジアの平和を考える」をテーマに講演。アジアの中で2000万人を越える犠牲を作り出した日本の侵略戦争の歴史を振り返りながら、それを可能にしたのが絶対主義的天皇制の体制であり、それを復活させようとしているのが、「国防軍の創設」などを明記した自民党の憲法草案であると、その条文を一つひとつを紹介し、憲法9条をまもる運動の重要性を明らかにしました。
会場いっぱい! |
講演後の「選挙になったらいつも、北朝鮮がミサイルを飛ばしたりするがどういうわけか」「オスプレイはなんとかならないか」などの質問のひとつひとつにも丁寧にこたえ、憲法を踏みにじる安保条約をなくすことの大切さも浮き彫りにしました。
最後に西淀川労連事務局長の山本崇博さんからの行動提起、
「5月3日の憲法記念日までに、9条署名で人口の過半数を突破しよう」
「4月20日の全戸署名ローラーを成功させよう」
などを満場の拍手で確認しました。
参加者からは「自民党の憲法草案のひどい内容をはじめて知ることができてよかった。がんばらんといかん」との感想が出されるなど、今後の運動の大きな力になる学習会になりました。