空調機器大手ダイキン工業(株)による有期間社員203名の雇い止め事件も8月末で発生から2年を経過しました。
ダイキン工業は、一昨年8月末に有期間社員203人を雇い止め解雇し、その一方で240人もの同じ有期間社員を新たに雇い入れています。偽装請負で働かされた労働者を、仕事はあるのに雇い止め解雇するのはおかしい!と、雇い止めされた労働者が立ち上がり、労働組合に入り、解雇撤回めざしてたたかっています。
訴える青山さん。その横にはJALの西岡さんが並びます。 |
10月12日、ダイキン本社前で昼休み宣伝行動が行われました。支援にかけつけたJAL不当解雇撤回闘争で自身もたたかっている西岡さんがマイクを握りました。「世界中でダイキンの看板を見ました。その大きな会社が不当解雇をしたと聞き、本当に残念でなりません。働く人を大切にする会社こそが一流企業と呼ばれるのではないでしょうか。私たちも解雇撤回めざしてたたかっています。ともにがんばりましょう!」
勝利するまでたたかうぞー!! |
また、JMIUダイキン工業支部の委員長として解雇撤回めざしてたたかっている青山さんは「20年働いてきて、その最後の仕事が新人への引継ぎ、そして仕事ができるようになったのを見届けて解雇されました。この悔しさがわかりますか?」と訴えました。自分の代わりの人に仕事を教え、自分は解雇される。会社にとってそんな働かせ方が本当に正しいのか!?ダイキンに「労働者をモノのように扱ってすみませんでした」と謝るまで、私たちは勝利するまでたたかい続けます!との熱い思いに大きな拍手が寄せられました。