2012年8月10日金曜日

原水爆禁止2012年世界大会


被爆67年を迎えるヒロシマ・ナガサキ。
原水爆禁止2012年世界大会ー広島へ、西淀川からPEACEバスツアーが出発しました。

貞子像の前で集合写真。総勢46人!

8月4日の開会総会には全国、そして世界中から6800人が集まりました!

被爆者である坪井さん(87才)は言います。
「夜明けは近いと思っている。生きている間にこの目で見たい。
核兵器のない世界を信じている」

ヒロシマのきのこ雲
人類史上初めて核兵器が使用されたのがここヒロシマです。
大量破壊と殺戮、太陽の数千倍の熱線…
一瞬にして火炎、放射線地獄…
今なお続く苦しみ…
いかなる理由があっても核兵器の使用は正当化されないものです。

いま、世界中で集められている、核兵器のない世界を願うアピール署名は212万5200筆に達しました。

核戦争の危険性は、核兵器があり続ける限り、人類はその不安から逃れることはできません。

核兵器はなくすしかないのです。
焼け野原となったヒロシマ…
大阪府豊中市の新婦人から発言!

みんないい顔で参加しています
オスプレイ配備反対!の運動と連帯して

平和行進を歩いてきた人たち

5日はそれぞれ分科会に参加。

碑めぐりでは、広島県出身の23歳の医学生が案内してくれました。
被爆地・広島で生まれ育ち、6日発のナガサキまでの反核平和マラソンにも出場とのこと。

同年代の子の「核兵器なくそう」の強い思いに触れ、大阪メンバーも元気と勇気をもらいました☆

みんな真剣にメモを取っています
西淀川の保育士さんたち。子どもたちのメッセージと一緒に

6日の朝は平和記念公園で行われる記念式典に参加。
セミが鳴き、炎天下のヒロシマ。
67年前のあの日のヒロシマもこんな暑さだったんでしょう。

8時15分黙祷。

67年前のあの日に思いをはせ、いまこのとき、もしも自分の頭上に原子爆弾が落とされたら…と想像します。

式典では野田首相もあいさつ。
「黒い雨降雨地域」の拡大は拒否し続け、
原発継続を意味する「脱原発依存の基本方針」に固執。
しかし、「核兵器廃絶」を口にするのであれば行動が問われます。


今回、世界大会参加代表団に託されたたくさんの折り鶴。
それを手に、式典に参加しました。

後ろに見えるのが平和祈念資料館
西淀川のみんなの思い

ヒロシマに届けました☆

PEACEメッセージTシャツ
献花
地球儀に千羽鶴

閉会総会の参加者は7200人!

若者が舞台に登壇!
体育館は満員!
核兵器禁止条約を求める声は世界で圧倒的多数の声となっています。
世界人口の81%の国が、交渉開始を支持しているのです。
日本政府が棄権している姿は、被爆国の国民として恥ずかしく思います。

福島県浪江町の馬場町長は言います。
「原発は原子爆弾そのもの。日本は今こそ方向転換すべきです。
行動すれば世界は変わることを実践するため、
これからの厳しい道のりを歩んでいきたい」

そして福島の高校生は
「ふるさとに帰りたい。何度このコトバを口にしたか…。
同じ放射能という目に見えないものに苦しめられています。
お互いに助け合い、前に進んでいきたい。
私たちの未来に核兵器や原発はいらない!」

ノーモア・ヒロシマ!ノーモア・ナガサキ!ノーモア・フクシマ!

世界中のすべての核兵器を1日でも早くなくすため、世界大会で学んだこと、感じたことを伝え、行動していきます。

原爆ドーム前にて




最低賃金時給1000円以上に!


7月31日、猛暑のなか大阪労働局前で“最低賃金時給1000円以上に!”
を掲げて、座り込み行動を行いました。

座り込みの時間は1000(円)-786(円。大阪の現在の最賃額)=214(分)


出勤者へビラ配布

暑い日差しの中の座り込み

時給1000円以上に引き上げよ!
 郵便局の時給額は、大阪府の最賃+20円。
最賃が引きあがれば、それだけ労働者の賃金も上がります。
手づくり帽子

最賃くん

労働局に向かってシュプレヒコール!
8月6日、大阪地方最低賃金審議会は
「時間額を800円に引き上げること(14円の引き上げ)が適当である」
との答申を行いました。

1ヶ月まともに働いたらまともに生活できる賃金には程遠い引き上げ額です。
引き続き、最低でも時間給1000円以上!実現めざし、たたかいをすすめていきます。