2012年10月31日水曜日

スマイルにしよど第16回定期大会

 10月26日、西淀川地域労組スマイルにしよどは、来賓の方3人を含めて38人が出席、185人の現勢で第16回大会を迎えました。「200人で大会を迎えよう」という目標には届きませんでしたが、この10月だけで12人の仲間を迎えています。

矢野委員長のあいさつ
  スマイルの大会の特徴は、2部の懇親会でたっぷり交流を深めようと1部での発言は控えめです。今回は大会初参加の3人と、市労組でもある組合員さん、そして争議をたたかっている組合員さんから発言をいただきました。

 新執行委員2人を迎え、新たなメンバーでのスタートです。今回、11年間労働相談室長を務められた嵯峨操さんが退任することとなりました。

嵯峨さんの退任あいさつ
労働相談をやりだして丸11年、解雇から退職干渉、サービス残業、退職金、セクハラ、パワハラ、生活相談など200件を超える相談に応じてきました。組合に加入してもらって団体交渉すれば、法律違反は出来ませんから、そのほとんどが解決することができ、相談者から喜んでもらえるのですから、本当に充実した日々を送らせていただきました。
 なかでも、今でも印象に残っているのが、やり始めて間なしの労働相談です。
当時は30歳過ぎの青年で、新聞販売店に勤務していましたが、勤務時間が変わったこともあり、ノイローゼになり働けなくなっていました。おまけに弟が自閉症でその面倒も見なければなりません。販売店の店長との交渉、区役所に連れて行って二人そろっての生活保護の申請、そのために必要なアパートを借りに周旋屋を尋ねたり、つくし作業所の車を借りて引越しの手伝いをするなどしてなんとか解決することができました。現在も組合員として残ってくれており、先日、組合事務所に顔を出してくれたときには大変感激しました。このたび家庭の事情で退任さしてもらうわけですが、当面は自由出勤ということで事務所に顔を出しますのでよろしくお願いします。

乾杯♪

第2部の懇親会では、参加者全員が発言。普段なかなか顔を合わす機会がないので、それぞれ近況をお話してもらいました。

2012年10月26日金曜日

秋の労働学校西淀川教室☆第3課

第3課のテーマは『社会にも発展法則がある』です。

これまでの学習のおさらい。
①ありのままにものごとをみる 
②木をみて森をみず 
③ものごとを発展的にみる 
ことが大切だということを学んできました。

講義の様子
そして今回は、社会や歴史にも発展の法則があることを知りました。社会は生産を基礎にして、生産力が発展して、社会は法則的に発展します。原始共産制社会→奴隷制社会→封建制社会→資本主義社会。これらの歴史を前にすすめてきたのは、1人のヒーローではなく、社会に矛盾を感じ、「おかしいことにおかしい!」と声をあげ、たたかってきた一人ひとりの人間です。たたかいが歴史を前に進めてきたのです。

 テキストの最後には、
階級社会の歴史をとおして、いつでもだれかが抑圧とたたかい、それが原動力となって社会は発展してきました。歴史の主人公は人民大衆なのです。
と書かれています。なんだかわくわくしてきますね☆

本日はお食事交流会の日♪

♪♪♪♪♪♪♪~お食事交流会~♪♪♪♪♪♪♪
講義が終わり、いつもは感想交流をするのですが、今回はお食事交流会♪西淀病院の食養科にお願いし、手づくり料理で乾杯~!

おいしい手づくり料理☆
パスタに鯛のお頭、フルーツポンチ。食べながら一人一言、「3回の講義を終えての感想交流」も。
1回目を休んだ青年から「DVDは見たけど、ライブで聞けなかったのが悔しい」との発言もあり、労働学校がとてもおもしろいと感じてくれているんですね(嬉)


学生さんの感想を紹介します

◇歴史の主人公は「私たち」だ、ということを力強く言っていただき、本当に元気になったし、「自分たちが動かないと!」と、思えました。

◇“社会のしくみとその発展”ということがよくわかりました。様々な言葉が出てきて難しいところもありましたが、“歴史の主人公は私たちなんだ”というのがインパクト大でした!!自分にできることをコツコツ頑張ろうと思いました。

◇たたかいが歴史を動かし発展する。歴史の主人公は私たちという言葉が胸を熱くしました。

◇社会の歴史の発展について、わかりやすく説明してくれたので理解しやすかった。発展するためには、たたかいがあることが分かった。上から言われるまま、ただ流され、それが正しいと思いやってきたが、学習するなかで「何が正しいのか」がわかるようになりたい。

◇人間の成長は、自己の内部にある、自分自身とのたたかいによって成長するというのは、すごく印象に残りました。“社会の発展もたたかいなくしてはありえない!!”

◇階級闘争とは、労働組合運動をするなかでとても大事なことだと思いました。



 

2012年10月24日水曜日

オスプレイ配備撤回求める10・23大阪集会

雨ニモ負ケズ
 アメリカ言いなりノー!沖縄と連帯して米軍基地を撤去させよう!と、「オスプレイ配備撤回を求める大阪集会」が、扇町公園で開かれ、雨の中900人が参加、西淀川労連からも多くの組合員が参加し、「オスプレイはアメリカに帰れ!」と声を上げました。


西淀川労連の仲間たち

集会アピール

 私たちは、本日、日米両政府による沖縄・普天間基地へのオスプレイ強行配備に対し怒りを込めて抗議し、オスプレイ配備撤回を求めて集会を開きました。
 
日本政府は、アメリカ政府のオスプレイ事故報告をうけて、「機体に問題はなかった。事故は人為的ミス」と9月19日に「安全宣言」をおこないました。

 10月初旬、普天間基地に配備されたオスプレイは、騒音と危険を撒き散らし沖縄県内を連日飛行しています。日米合同委員会の「合意」さえ守らず、岩国基地での「試験飛行」でも、普天間基地での飛行でも、「合意違反」が連日繰り返されています。

 こうしたさなか、沖縄県内で米海軍兵士2名による極めて卑劣な性的暴行・致傷事件が発生しました。繰りかえされる米兵犯罪に対し厳重に抗議します。日米両政府は、米軍基地が日本に居座り続ける限り、米兵の卑劣な犯罪がなくならないことを知るべきです。

 さらに、滋賀・あいば野で日米合同演習が明日10月24日から行われ、集団的自衛権行使の準備とも言える内容に、10・14反対集会などで怒りの声が広がっています。

 9月9日に10万人以上の参加で開かれた沖縄県民大会は、「オスプレイ配備撤回と米軍普天間基地の閉鎖・撤去」を求める大会決議を採択しました。

 沖縄県民は、大会後も各市町村で「配備反対住民大会」の開催、普天間基地前の抗議行動、辺野古・高江の座り込み行動、本土の低空飛行ルート自治体との連帯など、粘り強いたたかいを展開しています。
 
 オスプレイは全国7つのルートで低空飛行訓練を行うことが明らかになっており、いま、沖縄県民はもとより全国各地で、配備撤回と低空飛行訓練中止を求める世論と運動が広がっています。

 私たちは、オスプレイの強行配備に対して日米両政府に怒りをこめて抗議します。私たちは、日本政府がアメリカ政府に対してオスプレイ配備撤回と低空飛行訓練の中止、そして普天間基地の即時閉鎖・撤去を通告することを要求するとともに、沖縄県民と連帯し、根源の日米安保条約廃棄をめざし、大阪でたたかいを広げることを呼びかけます。

2012年10月23日
オスプレイ配備撤回を求める10・23大阪集会
沖縄を返せ~!!


憲法違反の「条例」制定許さない!府議会前緊急抗議行動

「大阪・維新の会」が「職員の政治的厚意の制限に関する条例案」「大阪府労使関係に関する条例案」を府議会に提出しようとしていることに対して、抗議の声を上げようと、本会議が始まる直前、府庁前で雨のなか緊急抗議集会を行いました。

強い雨の中、60人が集まり、声を上げました!

しかし、集会の30分後に行われた府議会本会議に、「大阪・維新の会」はこの2つの条例案を提出しました。私たちは歴史に逆行して自由と民主主義を抑圧し、府民のための府政を破壊する条例案に断固反対するため、全力でたたかいます。

憲法違反の「条例」制定やめよ!

2012年10月22日月曜日

日米合同演習反対!あいば野集会

10月14日に行われた「日米合同演習反対!10・14あいば野集会」に、西淀川労連を代表して年金者組合の佐藤哲郎さんが参加しました。その手記寄せていただいたので紹介します。

近畿最大の自衛隊基地2433ha(大阪城公園が106ヘクタール・23倍!)中部方面隊(2府19件総監守伊丹)、最大の演習場で10月24日~11月上旬にかけ陸上自衛隊33普連(三重県久居600人)と米軍側(在ハワイ米陸軍歩兵750人)で日米実働訓練の始まるのを前に、10月14日に日米合同演習反対集会を開催し、近畿各府県の平和団体・労働組合・日本共産党などから約600人以上も参加(大阪から370人)。

黄色ののぼりがよく目立ちます☆

オスプレイの沖縄配備が強行された今、ヘリパット(離着陸場)があるあいば野演習場にもオスプレイの飛来訓練が行われる可能性もあり、「今回の反対行動は沖縄県民と連帯する重要なたたかいでもある」との開会あいさつではじまった。

長~い隊列のデモ行進

また、日本国憲法前文に「平和に生きる権利」平和的生存権を高らかに掲げ、「日米合同演習反対」「オスプレイ配備反対」の声を日本国民のなかに大きく広げていく集会宣言を採択の後、デモ行進「日米合同演習反対」米軍はあいば野に来るな!」「人殺しの訓練反対!」「オスプレイは日本から出て行け」と唱和した。…散会。

2012年10月19日金曜日

西淀川労連第24回定期総会開催☆

10月18日、「みなさんお忙しい中、また雨も降り、ハシモト(足下)の悪いなかの出席ご苦労様です」と、司会者が参加者の笑いを誘って始まった西淀川労連第24回定期総会。

「ハシモト(足下)の悪いなか…」(笑)
すべての加盟労組からの参加をめざそう!と、代議員参加を呼びかけ、残念ながら仕事の調整が付かずに2つの労組が欠席となりましたが、17労組24人の代議員(定数26人)の出席があり、総会成立条件を無事に満たし、定期総会が行われました。

開会あいさつ
 開会あいさつで門谷議長は「この議案書の分厚さが、西淀川労連の活動を物語っています。そのなかでも、橋下「維新の会」とのたたかいでは、西淀川労連は全面に立ってたたかってきました。これからたたかいは本格的になります。この総会をたたかいの力にしていきましょう」と発言。
 
新家工業労組から悦田光広さん・市地区協から竹村博子副議長が連帯あいさつ

来賓あいさつでは日本共産党大阪市会議員団団長の北山良三さんから「労働者の立場から市民と共同して橋下のひどさを広めたたかっていく先頭に立ってほしい」との激励のあいさつが寄せられました。
代議員のみなさん
議案提案のあと、質疑・討論が行われ、7労組8人から発言がありました。

「この4年間で学校現場は様変わりした。競争競争に追い立てられ、子どもたちみんなしんどうそうで元気がない、とにかくイライラしている…。子どもがイキイキする学校現場を取り戻したい」と市教。


子どもたちが豊かに育つ大阪に☆
「思想調査」裁判をたたかう原告団の1人でもある市労組福保支部からは「いま、市の職員は確実にものが言えなくなっている。これはまるで戦前のよう。あの時代、一部の人からものが言えなくなり戦争へと突き進んだ。おかしいことに立ち会った者が声をあげないといけない」と発言。
悩み苦しみ、たたかうことを決意!

学童保育の補助金削減撤回させたたたかいを報告した学童指導員労組・200人の組合を実現させるため地域労組スマイルへの加入を呼びかけたスマイルにしよど・郵便局の悪質な処罰を改善させたいと訴えた郵政産業労働者ユニオン、そして「泣き寝入りさせられている労働者が多いなか、職場だけでなく地域やつながりでアンテナを張り巡らそう」と、地域運動の発展を訴えた医療労組。
 
どの職場でも労働条件を守るたたかい、制度改善のたたかい、子どもや患者さんを守るたたかい、そして人間の尊厳をかけたたたかいが繰り広げられています。発言できなかった分野でも、障がいをもつ人と共に生きる社会を実現させるたたかいや、保育制度を守るたたかい、悪質な労働組合差別とのたたかいなど、職場ごとのたたかいは様々ですが、西淀川という地域で働く仲間として、そして西淀川労連の仲間として、地域の職種・業種を越えたたたかいを広げよう!とくに公務職場でのたたかいを大きく盛り上げよう!と、園部事務局長がまとめました。

降壇あいさつ
 議案・総会宣言もすべて満場一致で採択され、総会議長から「いろんな職場の話を聞き、市で働く仲間もこれから頑張っていきたいなと思います。昨日・今日は分厚い雲が空を埋めつくし暗い雰囲気ですが、その雲を突き抜けた上にはきれいな青空が広がっています。労働運動もそこに確信をもってたたかおう」と降壇あいさつが行われました。
本当にお疲れさまでした☆

これからもよろしくお願いします☆
最後に、長年事務局長を務めた園部さん、事務局次長・労働相談室長として活躍された嵯峨さん、初代議長の時代から常任幹事を続けてこられた森さんが退任役員として紹介され、24期からの新役員が全員前に並び、新事務局長の山本さんが代表してあいさつを行いました。「くさい言い方ですが、ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために。そんな労連活動にしていきたい」。

新役員紹介。このメンバーでがんばります!

団結がんばろう!!

総会後はその場で懇親会。総会で発言した人もしなかった人も全員発言で交流、最後は門谷議長のギターで「ケサラ」を熱唱♪
いまどの職場も大変なたたかいをしていますが、そんな時だからこそ、地域に出て、元気をもらえる「地域労連があってよかった」と感じてもらえるような地域労連活動を広げていきたいなと思える総会となりました。

カンパーイ♪


待ってました!うたごえタイム♪

みんな大熱唱v(^□^)v


2012年10月16日火曜日

秋の労働学校西淀川教室第2課☆

 第2回目の講義は『ものの方・考え方(2)』です。

 世界のあり方をどうとらえるか。バラバラではなくつながっている、静止ではなく運動している、くり返しではなく発展しているというように、世界の生きた姿を全面的に正しく反映しようとするものの見方を弁証法的なものの見方といいます。働くものの私たちは、この見方を身につけるために、労働学校で学びます。

看板がだんだんカラフルになってきました♪

2回目の講義で覚えて帰ってほしいこと、それが『木を見て森を見ず』です。これは例えば、人の欠点ばかりを見てその人全体が見えなくなってしまうことをいいます。欠点だけを見るのではなく、その人のいいところも見つけられるような見方をしていくことが大切です。つまり、『木を見て森も見よう』です。
目からウロコのお話も☆

 社会の発展や私たち個人の成長・発達の原動力となるのが、弁証法的矛盾です。例えば、資本主義社会における資本家(賃下げを狙う)と労働者(賃上げめざす)。また、「このままの自分で良いと思える自分と、もっとこうありたいと願う自分」。これらの矛盾が原動力となって、労働者のたたかいによって社会は発展し、意欲や向上心が原動力となって私たち人間は成長・発達していきます。

よどっこ保育園手づくりの軽食も。今回はきのこご飯。秋ですねぇ☆

 「学習」を例にとってみると、学んだときは「わかった」となり、でもすぐにわからなくなり…でもまた学んだときに「わかった」となる。でもこの2つの「わかった」は同じ「わかった」ではなく、ラセン階段をひとまわり昇るように、ひとつ上の「わかった」なのです。 この話を聞くと、いま分からなくてもいつか「わかった」が来るんだと思え、学ぶことが楽しくなってきます。


みんなの感想を講義の中で紹介。
 
学生さんの感想を紹介します

◇ありのまま見ることって本当に難しいなって思いました。ついつい感情や周りの情報に影響を受けるなぁって思いました。学び続けることが大切だと感じました。こういう講義に来てる人は学べるけど、来てない人の方が多いと思うし、知らないことが多いので、その人たちにも来てほしいなって思いました。

◇まね→学問 は目からウロコでした(笑)

◇弁証法の言葉の意味は未だによく分かっていないけど、講義の中でマスコミに左右されない考え方や自己責任論がはびこっていることなどが関係しているんだなぁとは理解できました。

◇木を見て森を見ず、という言葉を覚えて帰ろうといわれました。一部分だけみて全体をみずに、独りよがりな考えをしていることがよくある。木を見ようとする自分の心、姿勢もまず大事なのかもしれないと感じた。偏った考え方をせず、広い視野をもち、そして木を見ていけるようになりたいと思った。プラスをみつけよう、いいところをのばそう、一言でもいいから誉めてあげて、自分で乗り越える力を・・・いま、子育て真っ只中で苦労している私には、このことを子どもを育てていく中でのヒントになりました。

2012年10月12日金曜日

JMIUダイキン工業争議10・12ダイキン本社前昼休み宣伝行動

 空調機器大手ダイキン工業(株)による有期間社員203名の雇い止め事件も8月末で発生から2年を経過しました。

 ダイキン工業は、一昨年8月末に有期間社員203人を雇い止め解雇し、その一方で240人もの同じ有期間社員を新たに雇い入れています。偽装請負で働かされた労働者を、仕事はあるのに雇い止め解雇するのはおかしい!と、雇い止めされた労働者が立ち上がり、労働組合に入り、解雇撤回めざしてたたかっています。


訴える青山さん。その横にはJALの西岡さんが並びます
 
 10月12日、ダイキン本社前で昼休み宣伝行動が行われました。支援にかけつけたJAL不当解雇撤回闘争で自身もたたかっている西岡さんがマイクを握りました。「世界中でダイキンの看板を見ました。その大きな会社が不当解雇をしたと聞き、本当に残念でなりません。働く人を大切にする会社こそが一流企業と呼ばれるのではないでしょうか。私たちも解雇撤回めざしてたたかっています。ともにがんばりましょう!」

勝利するまでたたかうぞー!!

 また、JMIUダイキン工業支部の委員長として解雇撤回めざしてたたかっている青山さんは「20年働いてきて、その最後の仕事が新人への引継ぎ、そして仕事ができるようになったのを見届けて解雇されました。この悔しさがわかりますか?」と訴えました。自分の代わりの人に仕事を教え、自分は解雇される。会社にとってそんな働かせ方が本当に正しいのか!?ダイキンに「労働者をモノのように扱ってすみませんでした」と謝るまで、私たちは勝利するまでたたかい続けます!との熱い思いに大きな拍手が寄せられました。

2012年10月3日水曜日

「思想調査」裁判、第1回弁論はじまる!

 橋下市長が2012年2月9日に実施した「労使関係に関する職員アンケート調査」は、職員に「組合加入の有無」や「組合に誘った人の名前」・「街頭演説会への参加」や「投票活動」まで回答させ、他の職員の政治・組合活動の告発まで迫るというものでした。これは「思想調査」そのものです…。

 職員はこのアンケートにどう答えるか悩み、苦しみました。そして55人の職員がこの精神的苦痛への賠償を大阪市長に求めて裁判をおこしたのです。

 10月3日、大阪市「思想調査(アンケート)国家賠償請求事件の第1回弁論が大阪地裁で行われ、法廷に入りきれず、廊下に人が溢れるほどの傍聴者が集まりました。

 第1回弁論を行った2人の原告団の意見陳述内容を少し紹介します。

◇市長直筆の業務命令を前にして、本当に悩みました。仕事のことで初めて家族と相談しました。「定年まであと1年だというのに、アンケートの回答を拒否すれば懲戒免職になるかもしれん。そうなれば退職金は無い」と言うと、子どもらは「今までもお父さんが正しいと思うことをしてきたんだから、今回も正しいと思うようにすればいいやん」と言ってくれました。

◇小さな力でも子どもたちの笑顔を守る運動に携わっていきたいと思い、これまで労働組合運動を通して地域の人たちとの手つなぎを続けてきました。それは、子どもたちに背を向けるようなことはしたくないという私の生き方でした。橋下市長の行ったアンケートは、私が今まで行ってきたことがすべて違法であり、「悪」であるかのように決め付けた内容でした。今まで生きてきた生き方をずたずたに切り裂くものでした。アンケートの項目一つひとつに目を通すだけでも苦痛で、自治体職員として市民のための仕事をしたいと一生懸命がんばってきた自分の生き方を土足で踏みにじられた感じがしました。

◇このアンケートは野村顧問の手で廃棄されたと聞いていますが、市長はこのアンケートに対して職員に謝るどころか「別に問題はない」と言っています。公務員であっても一人の人間です。憲法で思想・信条の自由は守られ、表現の自由、内心の自由は守られているはずです。人間として守られるべき権利が普通に守られないのは異常です。私はただ、安心して仕事がしたい。子どもたちや保護者のために一生懸命仕事がしたいだけです。そのために原告として提訴に踏み切りました。

報告集会も会場から人が溢れるほどの参加者

 報告集会では、弁護団から「この裁判は、私たちのあたりまえの権利のための裁判であり、憲法裁判です。長い長いたたかいになりますが、必ず勝とう!」と力強い報告があり、人間が人間らしく守られる社会にするためにも、この裁判負けるわけにはいきません。西淀川労連としても、この憲法裁判への支援を強めていきます。

2012年10月2日火曜日

秋の労働学校西淀川始まる!

第1課 『ものの見方・考え方(1)』

 11年目を迎える秋の労働学校西淀川教室がついに開講しました。今期のテーマは『みんなの一歩が世界を変える 真実を見抜く力を身につける西淀川教室』。講師はお馴染みの中田進先生。労働学校初参加の学生さんや、毎年お馴染みの学生さん、職場や職種・年齢を超えて、これからの10週間同じ教室で学ぶ21人+お試し3人+事務局4人が参加しました。

 西淀川教室の特徴のひとつは、18時30分に講義が始まる10分前から『うたごえ』をしています。西淀川教室実行委員長の門谷さん(労連議長)のギターに合わせて歌い、ほっこりした気分になって中田先生の講義を聞きます。

西淀川教室実行委員長・門谷充男さん(西淀川労連議長)
  
 第1回目の講義は『ものの見方・考え方(1)』です。哲学分野の講義になっていて、唯物論や観念論、客観的実在、真理、不可知論などなど…初めて聞くとさっぱり分からない言葉がたくさん出てきますが、中田先生曰く、「今日の講義で一番大事なのは『ありのままにものごとをみること』」だということです。

教室の風景

 労働学校のテキストは『唯物論』の立場で書かれています。中田先生の講義も『唯物論』の立場でお話されます。『唯物論』は、現実世界をありのままに認め、現実世界のなかで人間の自由や幸福を実現しようと考え、社会に不合理があるならそれを変革することを追及します。(テキストP2より)

お馴染みの中田進先生☆

 いまの社会の中で現実をありのままにみることはとても難しいことです。オスプレイの沖縄普天間基地への配備強行、消費税増税、原発再稼働…テレビやマスコミの情報だけを聞いていると「仕方ないのかな…」と思わされてしまいますが、実は私たちの周りには歪められた情報が溢れています。それを見抜くには、やはり学習し、自分の頭で考えることです。溢れる情報の中で何が正しいのか、なぜ歪んだ情報を流すのか、それによって利益を得るのは誰なのか、そういったことを見抜く力になるのが、この労働学校です。

みんな真剣に聴いています

 講義後の感想交流で労働学校初参加の学生さんからは、「初めて参加してびっくりするような内容ばかりですが、10週間学ぶ中で何か確固としたものを自分のなかで掴めたらいいなと思います」と話してくれました。事務局からも「10週間後にはきっと何かしら変化した自分に出逢えると思います」との言葉も。20代前半から60代の学生さんまで、いろんな立場の方が受講されています。同じ地域で生き働く仲間として、この10週間一緒に学び、地域でのつながりを大きく広げていける教室になればいいなと思っています。
講義のグループに分かれての感想交流の様子

☆学生さんの感想を紹介します☆

◇初めて参加しました。聞いた話も初めてなことだったので、勉強になりました。難しい 内容だけど、普段教わる機会がない話なので、しっかり学んでいきたいと思います。

◇「ありのままをとらえる」ことが大切だと知っていても、日々働いているとどうしても自己責任を感じたり、あきらめてしまったり…することもありますが、そうじゃないんだ!!時間はかかるけど、変えることができると改めて聞くと、元気になりました!!

◇ものの見方・考え方について講義を受けました。中田先生のお話の方法が、色々な事例などをまじえて話してくださったので、楽しく聞くことができました。ありのままにとらえる、ということはとても難しいことだ、ということを実感しました。まずそこからはじまるのだなと認識できました。それを行動に移していくためには…今後の講義が楽しみです。

オスプレイ配備強行許さない!

 アメリカの海兵隊が1日、国民の半数以上が安全性を懸念し、沖縄が県をあげて配備に反対している垂直離着陸機MV22オスプレイを岩国基地から「世界一危険な基地」沖縄県普天間基地へ配備を強行しました。県民の意思をことごとく踏みにじる日米両政府の暴挙に、沖縄の怒りは頂点に達しました。

 普天間基地では9月26日から抗議集会が開かれ、この日も参加者は「オスプレイ断固反対」と何度もシュプレヒコールをあげました。

しんぶん「赤旗」10月2日付けより転載

 沖縄県議会は同日、オスプレイ配備への抗議と全機撤収などを求めた緊急の決議を全会一致で可決し、全会派の議員が沖縄防衛局と外務省沖縄事務所に抗議しました。決議は、県民から墜落への恐怖の声が上がっているとした上で、「もし市街地に墜落する事態となったとき、誰がどう責任を取るのか」と批判しています。県議会でのオスプレイ配備に対する抗議決議は3度目で、きわめて異例の事態です。

 武田沖縄防衛局長は、同日発表の「安全性は確認された」とする野田首相のメッセージを読み上げ「私の考えもこの中にすべて表されている」などと回答し、これに対して各会派議員から批判が噴出しました。

 沖縄の市町村すべてが抗議し、10万人を超える県民が反対の集会を開いても配備をやめない米軍、アメリカの言い分しか聞かない日本政府に対し、がまんも限界です。オスプレイ配備問題だけでなく、「原発再稼動反対」「TPP反対」「消費税増税反対」の国民の声がいまの政府にはまったく届かず、聞こうとさえしてくれません。国民の声を無視する野田政権を打倒し、解散・総選挙で政治の抜本的転換を求めて奮闘しましょう。