2012年9月24日月曜日

西淀川での労働争議勝利の展示のお知らせ

 西淀川で1970年前後にたたかわれた労働争議『大建被服』という縫製工場での企業閉鎖による従業員解雇をめぐる実際の姿が描かれている映画『娘たちは風にむかって』。

 この労働争議勝利の展示(資料や写真)が、9月21日から西淀川区役所内の図書館で展示が始まっています。ぜひみなさん、図書館に足を運んでご覧ください。20代の若き乙女たちがたたかう姿に胸を打たれ、勇気と元気をもらえるでしょう。







ディーセントワーク宣伝

 9月20日、定例のディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)実現めざす駅頭宣伝が行われ、5労組10人が参加しました。

 配布したのは、この10月から最低賃金が時給800円になることをお知らせするビラ。ハンドマイクで「この10月から最低賃金が時給800円に引きあがります。最低賃金と比べて自分の賃金が時給にして800円より低い人はいませんか?もしも低い場合には、ビラに書いてあります労働相談ホットラインにお電話ください」と訴えると、ビラの受け取りが良くなります。

 50代の女性が「これは知らんかったわ。息子にも伝えるからビラ何枚かもらえるかな?」と数枚のビラを受け取り「知らせてくれてありがとう!がんばってね」と激励してくれました。

 多くの人は最低賃金がいつ引きあがったのか、いつから施行されるのか知らない人が多くいます。こういったお知らせする宣伝が本当に大事だと実感する宣伝行動となりました。

原水爆禁止2012年世界大会報告会

 9月13日、原水爆禁止2012年世界大会in広島の報告集会を開催、地域・団体から68人が集まり、平和への想いを新たに、核兵器廃絶・原発ゼロに向けて運動を広げていこうと盛り上がりました。

パワーポイントを使って報告

みんな真剣に聴いています

大会の様子を写真で紹介

3人で分科会報告 『似島』

碑めぐり・健脚コースの報告


こちらは碑めぐり・平和祈念公園コースの報告

被爆者訪問で被爆者の方から話を聴いたよ

3日間参加して「人生観が変わった!」

資料集のような報告集は読み応え充分!

平和の想いを子どもたちに伝えたい

自分の学んだこと・知ったことを伝えて行きたい

看護師として…これからも!

西淀川からはほとんどの参加者が青年!

友の会のメンバーも元気に参加!

大阪原水協からも熱い一言
うたごえでほっこり♪

福島民医連から『福島のいま 福島の頑張り』が報告されました

NO NUKES PROJECTから訴え


オスプレイ配備反対!沖縄県民大会リポート


伊東 英雄が行く
オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会連帯ツアー

 大阪安保破棄実行委員会の企画で19名、ほかに民医連や個人などから合計27名で西淀川労連代表として沖縄県民大会に参加してきました。

 8日午後1時那覇空港に到着。第二次世界大戦の沖縄戦でもっとも多くの犠牲の出た南部戦跡めぐりをしてホテルへ。そこで全国からの参加者と沖縄統一連との学習・交流、その後夕食懇親会。五十川和洋衆議院8区予定候補者と同室で遅くまで泡盛を酌み交わしてから就寝。


野田首相にレッドカードを突きつけよう!

 大会当日(9日)、宜野湾市海浜公園の会場へと向かう。そこは人、人、人の波、あっという間に超満員、公園の外側森の中まで人、人、人・・・。レッドカードを突きつけるシンボルカラーは「」、赤のTシャツやタスキ、「オスプレイNO!」のプラカード、横断幕、それぞれの団体のノボリ旗などが会場を埋め尽くす。高々と揺れ動く西淀川労連の旗を見てきた住之江区で働いていたというAさんと握手を交わす。彼は定年退職でふるさとの沖縄で年金生活とのこと。

暑さに負けず、熱い思いで集まった!
 
 午前11時、カンカン照りの青い空の下、おじいちゃん・おばあちゃん・労働者・青年・親子連れなど汗びっしょりの「10万1千人」、熱気あふれる参加者のなか開会宣言がされた。超党派でまさに「島ぐるみ」の共同代表挨拶などがつづく、仲井真県知事の敵前逃亡にも負けず、沖縄国際大学3年生の加治工綾美さんが未来へのメッセージと題して発言、「この青い空は、アメリカのものでもなく、日本政府のものでもなく、私たち沖縄県民のものです。このきれいな空に軍用機を飛ばすことを私たちは許しません。・・・(中略)・・・基地もない素晴らしい沖縄の未来を切り開くために、私は若者の一人として、その実現の日まで頑張ることを決意します」と力強い決意表明に会場一杯大きな拍手につつまれました。最後に決議案を採択しガンバロウ三唱で県民大会を終了しました。 

一番右側で叫んでいるのが伊東英雄さん

 終了後、あまりの人の多さにバスまで40分もかかる。中村重一北谷町議員のガイドで米軍基地調査へと出発。嘉数高台からの普天間基地やキャンプ瑞慶覧など視察、思いやり予算で建てた「基地外住宅」を周り、最後に嘉手納「道の駅」屋上から嘉手納基地を視察する。

 私は初めて見る米軍基地の広大な広さにおどろきと途中で遭う迷彩服の米軍を見るたびに、ここは日本ではなく戦争をしている外国ではないかと錯覚するほどでした。ホテルへ戻りみんなで夜の街へ、泡盛とゴーヤチャンプルなどで沖縄の味覚を満喫。

大阪民医連の仲間たち

 10日()、実際に訓練している軍用機を見るため嘉手納基地へ、すると2機戦隊が耳をつんざくような轟音で真上を通過し基地周辺を旋回して着陸。20分間で8機が着陸、まさに戦場そのもの。

 つぎに辺野古の座り込み現場へと車を走らせる。地元の人と交流・激励。基地境界のフェンスには「基地反対」「オスプレイNO!」の横幕、垂れ幕、赤いリボンなどがぎっしり埋め尽くされている。持ってきた垂れ幕を怒りを込めてぶら下げる。

 どうしても行きたかった本島北部の「やんばる」にある東村高江と車は進む。昼過ぎ座り込みをしているヘリパッド建設予定ゲート前に到着。4キロ先の別のゲートから機材搬入しようとしているとの情報で移動、ゲート前で円陣での「デモ行進」、「シュプレヒコール」そして「座り込み」。午後3時まで地元の人と行動し、後ろ髪を引かれながらホテルへ帰る。この日も泡盛を求めて夜の街へ。
欠陥機オスプレイはいらない!

 沖縄最後の日、タクシーで南風原にある陸軍病院跡地(沖縄戦の時、人の力で掘った豪)見学に出発。運転手さんは大阪の人で10年前に配偶者のふるさと沖縄に来たとのこと、彼も一緒に豪の中を見学、案内人のおばさんが淡々と語る沖縄の悲惨な歴史に触れ目頭が熱くなる。豪入口の横には憲法9条の碑がありましたが復帰40年たった今でもアメリカの占領下にあり沖縄の人々が犠牲になっていることに憤りを感じながら空港まで送ってもらいました。

 4日間も沖縄の地にとどまり、初めて南から北まで見学をさせていただきました。沖縄の歴史を机上ではある程度知っているつもりでしたが沖縄の現実を自分の目で見て愕然とし勉強不足であることを痛感したところです。
沖縄の現実を知る

 私は今回の経験を力に、オスプレイ配備を許さない、高江のヘリパッド、辺野古への新基地も作らせない、普天間基地は即時撤去させる。そして米軍基地そのものが憲法9条に違反する立場で、すべてのおおもとである日米安保条約をなくし「憲法が花開く日本」をめざす運動に、全力を上げていきます。

 私は1950年沖永良部島(奄美諸島)で生まれ、高校卒業まで18年間与論島の南に沖縄を見て過ごしました。懐かしさと思い出がこみあげてきた旅行でした。今回の連帯ツアーに西淀川労連や多くのみなさんから募金をいただき、参加することができました。この場を借りて御礼を申し上げます。ありがとうございました。

西淀川子育てネット総会

 9月9日、西淀川子育てネットの総会が開催され、23人が参加しました。
1993年に子育てネットが結成されてから、今年で20回目の記念すべき総会となりました。

 西淀川の保育所と学童で育ち、学生時代は全学連委員長として全国の運動をリードした佃在住の青年弁護士・遠地靖志さんが『西淀川と私~西淀川に育って~』と題して講演。 
 学童時代の思い出や、学生時代の自治会、平和サークル、薬害エイズ訴訟支援活動との出会いを通じて、自分が地域や仲間の中でどう育ってきたかを話していただきました。

総会の様子

 遠地さんの学童時代の指導員は、小学校時代のエピソードを紹介する中で、「夢は追い続けた者が達成できる。それを見守り、寄り添ってくれる人が身近にいるかどうかが大切。地域でそんな『支える人』づくりをしていこう」と発言されました。

 総会では、新年度活動計画と新役員を確認。各団体の発言を受けて、来年の20周年に向けてネットの輪を大きく広げていくことを確認しました。

2012年9月13日木曜日

秋の労働学校西淀川教室 プレ企画☆

 9月10日に行われた秋の労働学校西淀川教室プレ企画。
 地域・職場から23人が参加し、久しぶりの中田先生のお話に惹きこまれました☆いまの社会、労働者が大半です。働く人が社会を変えていくのです。そのためにも、『労働学校』に参加して、ものの見方・考え方を学び、そして社会を変えていく力にしていきましょう!
 プレ企画は『どうなっとんねん!?この日本』をテーマに、情勢をお話していただきました。消費税増税は大企業減税の穴埋めに…。歳入庁をつくって税と保険料をぼったくる…。オスプレイ配備反対沖縄県民集会になぜ仲井真知事は不参加…!?の真実を知り、さらに大阪・橋下市長の異常な市民生活切捨ての実態を学びました。
 「いまの日本、あかんことばっかりやん…」と思ってしまいそうになりますが、国民の反撃は始まっています。学童補助金削減に38万の署名が全国から集まり、さらに思想問題での裁判が始まり、橋下市長を追いつめています。全国では「再稼働反対」の世論はどんどん広がっています。
 中田先生の話を聞けば聞くほど、「無知は怖い。本当のことを知らな!」と実感します。激動の情勢、みんなで学びつつたたかい、たたかいつつ学んでいきましょう!!
 プレ企画当日に申し込みがなんと5人!!募集はこれからが正念場!!職場や地域で仲間と一緒に学ぶ場として、『労働学校』にみんなで参加しましょう☆
みんな真剣な顔で聴いています

【参加者の感想】

     どんどん恐ろしい世の中になっていく一方、いろんな運動も今までにないぐらいの規模で行われているので、あきらめず運動していくことと、学ぶことが大事だと思いました。

     テレビ・新聞等の媒体を見て、あまり理解しきれていないです。中田先生のお話で理解できそうです。それと、何も知らないことは本当に怖いことだと思いました。労働学校に行って、橋下市長のしていることを理解して、いろんな人に伝えていきたいです。

     講演を聞くたびに、学習不足だなぁと感じるぐらい、新しいことと再学習をする機会になっています。「だまされない」ためには「よく知る」ことが大切だと思います。人間性も高めることができて、本当に学習するって大切だと思いました。日頃からやっている書名や宣伝が政治をかえていくことに確信をもって、いろんな人に真実を伝えていけるようにがんばります。

     真実を見抜く力は、多面的、重層的にものごとを見ることはもちろんですが、なによりも自分の生き方としてどう捉えるか、どう考え、何を選び取るのかが大切だと思います。そういう意味でも、労働学校はとてもおもしろくためになると感じています。本番も楽しみにしています。

     久しぶりの講義、中田節を聞きました。職場の仲間にも宣伝します。元気の出る真実を伝え拡げよう!気持ち新たにしました。