2012年10月2日火曜日

秋の労働学校西淀川始まる!

第1課 『ものの見方・考え方(1)』

 11年目を迎える秋の労働学校西淀川教室がついに開講しました。今期のテーマは『みんなの一歩が世界を変える 真実を見抜く力を身につける西淀川教室』。講師はお馴染みの中田進先生。労働学校初参加の学生さんや、毎年お馴染みの学生さん、職場や職種・年齢を超えて、これからの10週間同じ教室で学ぶ21人+お試し3人+事務局4人が参加しました。

 西淀川教室の特徴のひとつは、18時30分に講義が始まる10分前から『うたごえ』をしています。西淀川教室実行委員長の門谷さん(労連議長)のギターに合わせて歌い、ほっこりした気分になって中田先生の講義を聞きます。

西淀川教室実行委員長・門谷充男さん(西淀川労連議長)
  
 第1回目の講義は『ものの見方・考え方(1)』です。哲学分野の講義になっていて、唯物論や観念論、客観的実在、真理、不可知論などなど…初めて聞くとさっぱり分からない言葉がたくさん出てきますが、中田先生曰く、「今日の講義で一番大事なのは『ありのままにものごとをみること』」だということです。

教室の風景

 労働学校のテキストは『唯物論』の立場で書かれています。中田先生の講義も『唯物論』の立場でお話されます。『唯物論』は、現実世界をありのままに認め、現実世界のなかで人間の自由や幸福を実現しようと考え、社会に不合理があるならそれを変革することを追及します。(テキストP2より)

お馴染みの中田進先生☆

 いまの社会の中で現実をありのままにみることはとても難しいことです。オスプレイの沖縄普天間基地への配備強行、消費税増税、原発再稼働…テレビやマスコミの情報だけを聞いていると「仕方ないのかな…」と思わされてしまいますが、実は私たちの周りには歪められた情報が溢れています。それを見抜くには、やはり学習し、自分の頭で考えることです。溢れる情報の中で何が正しいのか、なぜ歪んだ情報を流すのか、それによって利益を得るのは誰なのか、そういったことを見抜く力になるのが、この労働学校です。

みんな真剣に聴いています

 講義後の感想交流で労働学校初参加の学生さんからは、「初めて参加してびっくりするような内容ばかりですが、10週間学ぶ中で何か確固としたものを自分のなかで掴めたらいいなと思います」と話してくれました。事務局からも「10週間後にはきっと何かしら変化した自分に出逢えると思います」との言葉も。20代前半から60代の学生さんまで、いろんな立場の方が受講されています。同じ地域で生き働く仲間として、この10週間一緒に学び、地域でのつながりを大きく広げていける教室になればいいなと思っています。
講義のグループに分かれての感想交流の様子

☆学生さんの感想を紹介します☆

◇初めて参加しました。聞いた話も初めてなことだったので、勉強になりました。難しい 内容だけど、普段教わる機会がない話なので、しっかり学んでいきたいと思います。

◇「ありのままをとらえる」ことが大切だと知っていても、日々働いているとどうしても自己責任を感じたり、あきらめてしまったり…することもありますが、そうじゃないんだ!!時間はかかるけど、変えることができると改めて聞くと、元気になりました!!

◇ものの見方・考え方について講義を受けました。中田先生のお話の方法が、色々な事例などをまじえて話してくださったので、楽しく聞くことができました。ありのままにとらえる、ということはとても難しいことだ、ということを実感しました。まずそこからはじまるのだなと認識できました。それを行動に移していくためには…今後の講義が楽しみです。