2012年11月8日木曜日

秋の労働学校西淀川教室第5課

第5課のテーマは
『賃金・労働時間・働き方を考える』

 この課でまず学ぶのは、
すべての労働者は搾取されているということです。
 製造関係はもちろん、商業部門、銀行部門、サービス部門、公務員…
すべての分野で労働者は搾取され、資本家たちは利潤をあげています。

 私たち労働者が売っているのは労働力です。
 労働力の価値は、労働力を再生産するために必要な生活手段をつくりだすのに費やされた労働時間の長さによって決まります。
 つまり、労働力をもつ労働者とその家族が健康に生きつづけるための生活費のすべてということです。

会社は剰余価値を増やすためならなんでもやります。
労働時間の延長、労働生産性の向上、労働強化…
そして低賃金によって労働者はさらに搾取され、会社は利潤を拡大していきます。長時間労働や労働強化は、たんに資本家の利潤を増やすだけでなく、労働者の自由な時間とたたかうエネルギーを奪います。

長時間過密労働の日々が続けば、労働組合の会議に参加できなくなったり、労働学校へ通う気力がなくなったり…真実を見抜く力も身につけることができません。自分の自由な時間がなく、家と会社の往復の働くだけの毎日は「人間らしい」とは言えませんよね。だからこそ、時短や賃上げなど、労働組合に団結して要求し、たたかいとるしかないのです!
看板がカラフルになってきました♪

学生さんの感想を紹介します

◇労働者が団結して、労働者全体の大幅な賃上げを勝ち取ることが、とても重要なんだなと学びました。パート、アルバイト、非正規、正規の枠だけではなく、労働者全体に目を向けることが大切。ここに障害者の立場も盛り込んでいくこともすごく大切なんじゃないかなと思います。健常者、障害者も同じく、等しい賃金で働いていけたらいいのになぁと思います。

◇能力主義、成果主義があたり前と日々感じていたので、賃金が労働者の生活費ということは、目からウロコの言葉でした。労働者の自由な時間とたたかうエネルギーは、長時間労働や労働強化で失われる。まさにその通りだと思います。

◇資本家はなぜもうけようとするのか・なぜ労働者から搾取するのか?人間の欲望から来るものなのか?私たち労働者はしいたげられている気がします。労働者がつくりだす価値、必要労働は2時間、剰余労働は6時間であることを知り、すごくおどろきました。知識をえる大切さを学びました。無知は損をすると学びました。

◇いま、どこに行っても機械化が進んでいると思うことがあっても、便利になったなーと思う程度で、その裏側で労働者が減っていることは考えもしなかったです。そういうことによって、労働者とその家族が健康に生きていくことが困難になっているなら、なんでも機械化にするのはどうかと思います。